自民党の小泉進次郎農林部会長は２８日、都内で講演し、来月末にとりまとめる方針の農業改革案について、「様々な動きが抵抗する側からあるのも事実だ」と述べた上で、改革の必要性を訴えた。

　小泉進次郎氏「様々な動きが抵抗する側からあることも事実です。最後に泣きつけばもしかしたらなんとかしてくれそうだと思われる実力者のところに行って『なんとかしてください』と泣きつく。しかも連日。こういった動きが逐一耳に入っていることを、やっている側は気付かない」

　小泉氏はこのように述べ、農業改革に対して反対論も根強くあると説明した。その上で小泉氏は、「農協は放っておけばつぶれる。農協を立て直すことで日本の地方の再生につなげていきたい」と述べ、農業改革の中でも農協の改革の必要性を強く訴えた。