共産党「野党連合政権の樹立を」決議案了承
共産党は中央委員会の総会を開き、「野党連合政権」の樹立を目指すなどとした党大会の決議案を了承した。
決議案では、次の衆議院選挙に向け、民進党などとの野党共闘の発展に全力を尽くすとした上で、「野党連合政権」の樹立を目指すことが明記された。共産党は来年1月に党大会を開き、こうした決議案を決定することにしている。
志位委員長は終了後の記者会見で、野党連合政権について「衆議院選挙においては、野党として共通の政権構想を示す意味がある」と強調した。また、志位委員長は次の衆議院選挙に向け、小選挙区の候補者を擁立する作業を今月中に終えた上で、民進党などと候補者一本化に向けた協議を加速させる意向も示した。