富山市議選 自民22人当選…過半数を維持
政務活動費の不正取得が相次いだ富山市議会の任期満了による選挙は16日に投票が行われ、38人の当選者が決まった。政務活動費の不正で辞職しながら、再び立候補した候補1人は、落選した。
富山市議会は、政務活動費の不正取得発覚で議員14人が辞職し、去年11月に補欠選挙が行われてから5か月余りで再び選挙となり、定数38に対して58人が立候補していた。
当選したのは、現職31人、新人7人だった。党派別では、自民22人、公明4人、社民3人、共産2人、維新2人、光2人、民進1人、無所属が2人となっている。
政務活動費の不正で辞職しながら、再び立候補した無所属の浦田邦昭さん(70)は落選した。
また、富山市議選の投票率は47.83%で、前回4年前の選挙を5ポイント余り下回り、市民の関心は高まらなかった。