原口議員“放射性物質の影響”ただす
衆議院予算委員会では、佐賀県神埼市で自衛隊のヘリコプターが民家に墜落・炎上した事故をめぐり、佐賀県選出で無所属の会の原口議員が放射性物質の影響についてただした。
事故機に使用されている放射性物質について小野寺防衛相は、「大変微量で、特異な状況はない」と強調した。
無所属の会(民進党)原口一博議員「外部被ばくについてその心配は、軽微であろうというふうにおっしゃっていましたが、中に入れるとですね、健康被害になるんではないか。内部被ばくについて、どのように考えておられるのか」
小野寺防衛相「放射性物質については、大変微量だというふうに私ども思っておりますが、しっかり線量検査を行った中で、特異な状況はないというのは、報告があります」
また小野寺防衛相は、内部被ばくの心配はないと表明することについて「検討したい」と述べた。
一方、立憲民主党など野党6党は、日本維新の会の足立康史議員に対する懲罰動議を衆議院に提出した。足立氏は、5日の衆議院予算委員会で「大阪の自民党は、やっていることは共産党以下だ」と述べたり、国会議員を中傷するかのような発言をしていた。
足立氏が委員会などでの発言をめぐって懲罰動議を出されるのは、今回で6回目。