面会記録なぜ内閣府にない 野党が追及
加計学園の問題をめぐる愛媛県側と柳瀬元首相秘書官らの面会記録が農水省にも残されていたことを受けて、野党側は政府を追及している。
立憲民主党の阿部議員は国家戦略特区をめぐる面会の記録が内閣府側になぜまったくないのかとただした。
立憲民主党・阿部議員「柳瀬さんに伺えば、記憶に定かでないと。記憶が消えるものであるからこそ、記録が必要なんです。なぜ国家戦略特区としてやっている仕事に、何の記録もないのでしょうか」
梶山地方創生担当相「ワーキンググループの議事要旨だけでも、1000を超えるものがあるということで、その受付前はそれ以上の自治体が来ているわけでありまして、政府の説明も含めて、窓口業務については、そういう記録がないというのが現実であります」
阿部議員は「記憶も記録もないのは首相案件だからだと思われても仕方がない」と批判した。
また野党6党は、安倍政権の退陣を求める集会を開いた。柳瀬元首相秘書官らの証人喚問も求めていて、与党側は来週16日に回答する方針。