松野官房長官が福島視察「ゴールではなくスタート」 避難指示解除で
松野官房長官は、官房長官就任後、初めて福島県を訪問し、8月30日に避難指示が解除される双葉町の特定復興再生拠点などを視察しました。
松野長官は、15日午後、福島県双葉町にある東日本大震災・原子力災害伝承館を訪れ、津波と原発事故という複合災害の記録と教訓を後世に残す展示などを視察しました。
その後、8月30日午前0時に避難指示が解除される双葉駅周辺などを訪れました。
双葉町は、原発事故により全町避難が続く唯一の自治体で、今回の避難解除は住民の帰還や居住を実現するためのものです。
松野長官は視察に先立って行った会見で「今回の解除はゴールではなくスタートだ。政府としては福島県や双葉町とも協力しながら、避難住民に寄り添い町の復興に向けて全力で支援をしてまいりたい」と強調しました。