自民党の茂木幹事長は北海道旭川市で講演し、デジタル人材の育成のため今後、5年で1兆円規模の予算を注ぎ込むべきだという考えを示しました。

茂木幹事長は講演で「2000年代以降、日本では残念ながら、デジタルや人材育成への長期的投資が不足していた」として、重点的な予算配分の必要性を強調しました。

岸田首相は3年間で4000億円の「政策パッケージ」を創設する考えを明らかにしていますが、茂木幹事長は「私は、5年間で1兆円ぐらいに広げていくのがいいと思う」「例えばデジタル人材の育成、また非正規労働者のスキルアップを図って、しっかり再就職先も確保していく」として、夏の概算要求に特別枠として盛り込んでいくべきだという考えを示しました。