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“消費税率延期”萩生田氏「個人の見解」

2019年4月19日 15:49
“消費税率延期”萩生田氏「個人の見解」

自民党の萩生田幹事長代行は10月の消費税率引き上げについて18日、延期もあり得るとの認識を示したことについて、「あくまで個人の見解だ」と釈明した。

安倍首相側近といわれる萩生田氏だが19日、記者団に対し、「別に政府と話をしていない」と述べ、安倍首相と意思疎通をした上での発言ではないと説明した。

自民党・萩生田幹事長代行「今年の10月に10%を国民の皆さんにお願いする。この基本姿勢に私の考えは変わりはありません。政治家としての私個人の見解を申し上げたのみです」

萩生田氏は仮に消費増税の凍結・先送りとなれば、国民の了解を得る必要があると述べたことについては、「解散権は首相の専権事項でそれを例示したのみだ」と釈明した。

一方、野党は反発している。

立憲民主党・福山幹事長「消費税増税が崖だということを自民党の幹事長代行が認めたわけです。我々はもともとずっと消費税は上げるべきではないと、我々としてはやっと今ごろ気づいたかという思いです」

萩生田氏の発言を巡っては、野党だけでなく与党からも批判の声があがっていて、波紋は広がり続けることになりそうだ。