広瀬めぐみ議員「一生かけて夫と家族に償って参ります」不倫認め謝罪 議員辞職は否定
不倫疑惑を報じられていた自民党の広瀬めぐみ議員が5日、自身の不倫を認め、謝罪しました。会見では「一生かけて家族に償っていく」と、時折、涙を浮かべながら語りました。
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自民党 広瀬めぐみ議員(57)
「今回、私の不徳のいたすところにより、多くの方々に多大なるご迷惑とご心配をおかけしてしまったこと、まずは深くおわび申し上げます。本当に申し訳ございませんでした」
深々と頭を下げたのは、岩手県盛岡市出身で夫と2人の子を持つ、自民党の広瀬めぐみ議員(57)です。2022年の参議院選挙で初当選を果たしました。その際、支援者が呼びかけたのは「広瀬が歩いたところには、さわやかな風が吹く!」。しかし、今回浮上したのは、さわやかとは言いがたい不倫疑惑でした。
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週刊新潮などは2月、“広瀬議員が去年10月に夫と別人の男性と都内のホテルに宿泊した”などと報道しました。
不倫が疑われるとされた日の翌日、広瀬議員は国会で何度も大きなあくびをしたり、カクンカクンと寝ているような様子も見せていました。
不倫疑惑の真相は語られるのか。5日、広瀬議員は緊張した面持ちで謝罪会見に臨みました。座右の銘は「何とかなる」です。
自民党 広瀬めぐみ議員(岩手・盛岡市、5日午後2時ごろ)
「私の交際関係についての報道がなされております。相手の方との関係については、報道されている通り事実でございます」
不倫だったと認めました。そして口にしたのは、家族への思いでした。
自民党 広瀬めぐみ議員(57)
「学生時代から私を支え続けてくれた夫を裏切ることとなり、また、子供たちにもつらい思いをさせてしまい、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。それでも家族はこんな私を許してくれ、今後も一つの家族として頑張っていこうと言ってくれました。私も一生かけて夫と家族に償って参ります。お詫びの言葉もございません。本当に誠に申し訳ございませんでした。申し訳ございませんでした…」
自民党が裏金問題に揺れる中、明らかとなった不適切な不倫行為。
――自民党本部から注意などは?
自民党 広瀬めぐみ議員(57)
「厳重注意をお受けいたしました。本当に私の不徳のいたすところで、党の皆さんにもご迷惑をおかけしております」
広瀬議員は、議員辞職や離党について否定しています。