与野党 丸山議員「糾弾決議案」提出で一致
酒を飲んだ上で「北方領土は戦争で取り返せばいい」と発言した丸山穂高議員について、与野党は、直ちに進退の判断を促す糾弾決議案を共同で提出する方針で一致した。
衆議院・議院運営委員会の理事会では、丸山議員が書いた弁明書が示された。丸山議員は「戦争関連の発言に対して、平和主義を掲げる憲法への違反行為であるというのも無理があります」「懇親会での会話をもって直ちに憲法9条や99条違反だというのは飛躍しすぎており、憲法違反とは到底言えない」と釈明した上で、辞職する考えがないことを強調している。
自民党・菅原議運筆頭理事「抗弁的な内容の弁明書でしたから、そこはいかがなものかなと」
丸山氏をめぐっては、“戦争発言”に加え、卑猥(ひわい)な言動をしていたことなどが明らかになっている。
自民党や立憲民主党など与野党は丸山議員の言動を糾弾し、出処進退を直ちに決めるよう促す新たな決議案を共同で提出することで一致した。6日の本会議で可決する見通し。