公明・山口代表“改憲争点”に否定的な考え
公明党の山口代表は今月21日の参議院選挙について、安倍首相が憲法改正は主な争点になるとの認識を示したことについて、否定的な考えを明らかにした。
これは1日、報道各社のインタビューで明らかにしたもの。安倍首相は先月30日夜、インターネットで行われた党首討論で、「憲法について、立ち止まって議論をしない政党か、正々堂々と議論をする政党かを選ぶ選挙だ」と述べた。
これについて、山口代表は「有権者に選択を迫るという意味では、争点としての熟度が浅いと思う。議論を全く否定しているような政党というのはないのでは」と述べ、否定的な考えを示した。
また、憲法改正をめぐっては「改憲案を国民に具体的に提示できる状況ではない」との認識を示し、国会での議論が十分ではないとの認識を示した。