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安倍首相 任期中の憲法改正に改めて意欲

2019年7月22日 5:08
安倍首相 任期中の憲法改正に改めて意欲

21日に行われた参議院選挙は、自民・公明の与党が改選議席の過半数63を上回る計69議席を獲得し、勝利した。この結果を受けて、「安倍一強」体制が続くことになる。安倍首相は21日夜、任期中の憲法改正に改めて意欲を示した。

また、早速、自民党総裁4選を支持する声が上がったが、安倍首相は「全く考えていない」などと否定した。次は、どのタイミングで衆議院解散に踏み切るかが焦点となるが、安倍首相は「あらゆる選択肢があるが、まずは政策に全力を尽くす」と述べるにとどまった。

一方、野党では、立憲民主党が躍進したものの、政権交代への足がかりは見いだせない情勢。立憲民主党の枝野代表は21日夜、次の衆議院選挙も野党5党派で共闘し、「政権選択の選択肢を示していきたい」と強調した。

しかし、今回、統一候補で戦った1人区で、前回の戦績を下回るなど、共闘のあり方については、戦略の見直しも迫られそうだ。