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岩屋防衛相「弾道ミサイルなら非常に遺憾」

2019年7月25日 11:10
岩屋防衛相「弾道ミサイルなら非常に遺憾」

韓国軍によると、北朝鮮は25日早朝、東部の元山周辺から日本海に向け短距離ミサイル2発を発射した。今回の発射は日本の安全保障に影響はないということだが、政府は短距離弾道ミサイルの可能性もあるとみて、分析を急いでいる。

岩屋防衛相「もし弾道ミサイルであれば、国連決議違反をしているわけですから、非常に遺憾だというふうに思っています」

飛しょう体について日本政府は、日本の領域や排他的経済水域への飛来は確認されておらず、日本の安全保障に影響はないとしている。また、政府関係者によると、飛しょう体は韓国軍が発表している2発よりも多く発射された可能性があるという。別の政府関係者は、「5月に発射した時と同じような動きが事前に確認されていて、予兆はあった」と話している。

発射の意味合いについては、米韓合同軍事演習への反発との見方のほか、防衛省幹部は「アメリカとの非核化交渉が進まないことへの不満を示すとともに、国内向けにも強硬な姿勢をアピールする狙いがあるのではないか」と分析している。

安倍首相は24日から山梨県で夏休みに入っているが、日本への影響がないとみて帰京せず、ゴルフを行っている。

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