“令和初”臨時国会召集 天皇陛下がお言葉
先の参議院選挙を受けた臨時国会が、1日に召集され、5月に即位された天皇陛下が、初めて開会式でお言葉を述べられた。
令和となって初めての国会召集で、天皇陛下は即位後、初めての開会式に臨まれた。
開会式では、天皇陛下が「国会がその使命を十分に果たし、国民の信託に応えることを切に希望します」などと、お言葉を述べられた。
これに先立ち、新人議員が初登院した。
自民党・河井案里議員「国防安全保障などの勉強をぜひさせていただきたいと思っています」
立憲民主党・須藤元気議員「本当に10代の頃から政治家になろうと思っていて、この場に立ててうれしいですね」
また、れいわ新選組の、難病ALSを患う舩後議員と重度の障害がある木村議員は、大型の車いすを使って初登院した。
2人のために改修された参議院の本会議場では、午前中、参議院議長と副議長を選ぶ投票が行われた。2人は介助者が投票用紙に名前を書いて参議院の職員に手渡し、投票した。
れいわ初当選の2人の議員によりバリアフリー化が進むなど、国会の風景にも変化が現れた。