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【中継】不出馬表明から一夜 「ポスト岸田」へ…最新の動きは

2024年8月15日 12:56
【中継】不出馬表明から一夜 「ポスト岸田」へ…最新の動きは

岸田首相の自民党総裁選への不出馬表明から一夜明け、総裁選に向けた最新の動きです。中継です。

お盆で静まりかえっていた永田町は、首相の不出馬表明で一変。出馬を模索する議員の動きが激しくなっています。

総裁候補として名前が上がっている小林鷹之氏、小泉進次郎氏、そして、高市早苗経済安保担当相は終戦の日の15日、靖国神社を参拝しました。

自民党・小林前経済安保相
「(総裁選出馬について)今は、何度も申し上げている通り、政治家としての力を高めることに尽きると思っています」

また、高市経済安保担当相は出馬の意向を問われ、「日本列島を強く豊かにして、次の世代に引き渡す。そういう使命を持っている」と述べました。

河野デジタル相
「(閣僚として)今の日本が抱えている大きな課題をこれまで担当してまいりました。いつか、この経験をいかせる日が来ればというふうに思っております」

麻生派に所属する河野デジタル相は、会見で出馬への意欲をにじませ、50人以上を束ねる麻生氏の支持を得たい考えです。

その麻生副総裁と14日夜、会合をしたのは、同じく出馬の意欲を示す茂木幹事長です。麻生氏が、河野デジタル相と茂木幹事長のどちらを支持するかがカギを握ります。

また、斎藤健経済産業相は会見で、出馬を促す声を「真剣に聞かなくてはいけないと思い始めている」と述べ、出馬を検討する考えを示しました。

岸田首相は15日の閣議のあと、「閣僚の中には総裁選に名乗りを上げることを考えている方もいると思う。気兼ねなく、堂々と論戦を行ってほしい」と述べたということです。今後、解散を表明した岸田派の40人以上の議員が、どう動くのかも大きなカギとなりそうです。