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Jアラート“北海道周辺に落下”発表も訂正

2023年4月13日 10:07

北朝鮮は13日朝、弾道ミサイルのようなものを複数回発射しました。政府は午前7時55分にJアラートでミサイルの1つが北海道周辺に落下すると発表しましたが、その後、その可能性はなくなったと訂正しました。

政府は午前7時55分にJアラートで北朝鮮から発射されたミサイルの1つが北海道周辺に落下するとみられると発表しました。その後、当該ミサイルについて北海道とその周辺に落下の可能性がなくなったと訂正すると発表しました。海上保安庁も8時27分に北海道と周辺への落下の可能性はなくなったと発表しています。

北朝鮮が発射したミサイルはすでに落下したとみられますが、どの地点に落下したのかなど情報分析を進めています。

政府関係者は、エムネットの「訂正」について、「そもそも北海道周辺に落下する可能性があったのか、なかったのかすらまだわからない」としていて、現在、分析を進めています。他の政府関係者も「経緯を確認している」と話していて、詳しい状況はわかっていません。また、他の政府関係者は被害情報などについても「分析中」と話しています。

北朝鮮が弾道ミサイルの可能性があるものを発射したことについて、岸田首相は情報収集や分析に全力を挙げ、国民に迅速・的確な情報提供を行うこと。また、航空機や船舶などの安全確認を徹底すること。さらに、不測の事態に備え、万全の態勢をとるよう指示しました。