TICAD7開幕 首相、アフリカ支援強調
TICAD7(=第7回アフリカ開発会議)が横浜で開幕し、安倍首相は民間投資の拡大や人材育成などを通じてアフリカを支援していく考えを強調した。
安倍首相「3年で200億ドルという民間投資の勢いが、この先、日々新たに塗り替えられるよう、日本政府は全力を尽くします。人づくりこそは、日本がアフリカで最も力を込めてきたことです」
安倍首相は、さらに「日本企業のアフリカ進出を助けるため、あらん限りの策を講じる」と訴えた。また、アフリカでのビジネスを推進する人材として、今後6年で3000人を養成する考えを表明した。
日本政府は、若い技術者の人材育成など日本らしい、きめ細かな支援でアフリカでの影響力を強める中国との違いをアピールしたい考え。