茂木氏、外相への起用が有力 内閣改造
来週11日に行われる内閣改造と自民党の役員人事で、茂木経済再生担当相の外相への起用が有力となっている。
茂木氏は経済再生担当相として、日米貿易交渉を大枠合意に導いた手腕などが政府・与党内で評価されている。また、茂木氏の後任の経済再生担当相には、安倍首相の信頼が厚い加藤総務会長が浮上している。
東京オリンピックを来年に控える中、オリンピック・パラリンピック担当相に橋本聖子氏の名前が挙がっている。安倍首相に近い関係者は「橋本氏がこれまでに取り組んできたことの集大成になる」と話している。
また、留任が固まった岸田政調会長だが、今後は、政策の責任者として憲法改正をめぐる与野党の調整を担うことになる。安倍首相周辺は「安倍首相が岸田氏に担ってほしいと考えている」と話している。