東京都知事などをつとめ、今年2月に亡くなった石原慎太郎さんのお別れの会が都内で行われました。

お別れの会には岸田首相や細田衆議院議長の他、安倍元首相や小池東京都知事らが参列しました。そして、長男の伸晃さんが遺族代表としてあいさつをしました。

石原伸晃氏「時にはむちゃくちゃなことも言いましたし、また多くの方々から、すごいことやるなと思われるようなことも、あったと思いますけれども、その根底には作家・石原慎太郎の血が脈々と生きていた」

また、岸田首相は「石原先生が愛したこの日本をさらに次の世代に引きつぐため全力を尽くす覚悟です」などと石原さんの遺影に語りかけました。

石原さんは「太陽の季節」で作家としてデビューし、東京都知事などを歴任しました。政界を引退した後も精力的に執筆活動を行い、歯に衣着せぬ「石原節」で活発な発言を続けていました。