立憲民主党が党大会 執行部に批判の声も
来月4日に召集される臨時国会を前に、立憲民主党が党大会を開いた。
枝野代表は政権交代への意欲を強調したが、その党運営に批判の声も出るなど、今後の課題も見えてきた。
枝野代表「結党から2年を迎えた私たちの使命は、この政治への失望を克服し、政治を変える。つまりは、政権交代への本格的な準備を進めることであります」
また30日に採択された活動方針では、次の衆議院選挙に向けて野党全体の選挙対策を主導するとしている。
党大会といえば党員らも参加して大々的に開催されるのが一般的だが、今回は国会内にある講堂で所属議員らだけで小規模に行われた。
党内からは「しっかりした大会を開き代表選挙も行うべきだ」という不満の声も出ている。つまり、いつまでも枝野代表ら数人の幹部が中心に党運営をすることに対し、「守りの姿勢が強くなっている。党内の違う意見を聞く姿勢がない」という批判が出ている。
安倍政権への対決姿勢を強調する枝野代表だが、まずは党内の求心力を高めることが最優先の課題といえそうだ。