「桜を見る会」“60”は官邸や与党の関係
首相主催の「桜を見る会」で、悪質なマルチ商法をしていた「ジャパンライフ」元会長に送られたとされる受付票に記された数字について、政府は野党側に「官邸や与党の関係だった」と説明した。
野党側は、「ジャパンライフ」元会長に送られたとされる受付票に記された「60」の数字が「首相枠」を示すとみて、政府に質問書を提出していた。
これに対し、政府側は23日、関係者に聞き取りを行った結果、「従来から官邸や与党の関係だったと思う」と説明した。
立憲民主党・杉尾議員「これは、これまでよりも半歩というか、少しはね、前よりは進んだかなと思うんですが。それでも60の首相枠については、反証できますかって聞いたらですね、まったくそれについては答えなかったので、事実上認めたに等しいというふうに思っています」
ただ、政府側は、野党側が求めた招待者名簿の電子データを消去した際の記録などについては、提出を拒否している。
野党側は「極めて不誠実だ」として、引き続き、理事会の開催を求める方針。