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代表質問始まる 「桜を見る会」など追及

2020年1月22日 16:15
代表質問始まる 「桜を見る会」など追及

国会では安倍首相の施政方針演説に対する代表質問が始まった。野党側は、「桜を見る会」の問題などについて追及を強めている。

立憲民主党の枝野代表は、安倍首相が「桜を見る会」に多数の後援会関係者を招待していたことについて、公職選挙法違反ではないかと指摘した。

立憲民主党・枝野代表「『桜を見る会』は、後援会の不特定多数に呼びかけて、参加者を募ることのできる性格のものなのですか。公職選挙法違反の買収と実質的に何が違うのですか。潔く、総理の職を自ら辞すことを強く求めます」

安倍首相「私の事務所においては、幅広く参加希望者を募り、推薦を行ってきたところであります。(他方)最終的に内閣官房及び内閣府において、取りまとめを行っているところであり、公職選挙法に抵触するのではないかとのご指摘はあたりません」

また、枝野代表が招待者名簿の廃棄記録、いわゆる「ログ」の開示を求めたのに対し、安倍首相は、サーバーへの「不正侵入などを助長する恐れがある」として、開示しない考えを示した。

一方、枝野代表は、公職選挙法違反の疑いが指摘されている前大臣らの問題も追及した。

立憲民主党・枝野代表「前法務大臣が検察による強制捜査の対象となるという前代未聞の事態にまで至り、どのように責任を取るのか」

安倍首相「捜査に関する事柄については、お答えは差し控えます。任命したものとしては、責任を痛感しております」

安倍首相はまた、IR(=統合型リゾート施設)の参入をめぐる汚職事件についても、「捜査に影響する可能性がある」として詳細な言及は避けた。

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