“新型コロナ”対策本部 感染防止へ強化
新型コロナウイルスの感染拡大を受け政府は30日、対策本部の初会合を開き、感染防止に向け対策を強化していくことを確認した。
対策本部では、今後、武漢市などに滞在歴があるすべての入国者の連絡先などを確認し、健康状態を確認していく仕組みを作ること。
また、湖北省からの帰国者については症状の有無に関係なくウイルス検査を徹底し、国の施設などの宿泊場所を提供するなど、感染拡大防止のため対策を強化することが確認された。
湖北省には帰国希望者がおよそ300人いるということで、政府は30日夜、武漢に向けチャーター機2機を派遣したい考えで、中国政府と調整を行っている。
また武漢からの帰国者について政府内では、ウイルス検査後2週間程度、政府が確保する宿泊施設などに滞在してもらう案なども検討されている。