政府は1日の「防災の日」に合わせ、首都直下地震を想定した大規模な防災訓練を行いました。

訓練は午前7時過ぎに首都直下地震が発生した想定で行われ、岸田首相や閣僚らが徒歩で首相官邸に集まりました。

岸田首相は、大きな被害が発生したとの想定で神奈川・相模原市の市長とテレビ電話をつなぎ、救助部隊の早急な派遣要請などを受けました。

岸田首相「政府としては何よりも人命第一で、引き続き、救命救助活動に全力を尽くし、迅速な支援を実施してまいります」

その後、ヘリで相模原市に移動し、9つの都県市による合同防災訓練を視察しました。訓練では、倒壊した建物に取り残された人の救助活動などが行われました。