新型コロナウイルスの感染拡大を受け、政府と与野党は「連絡協議会」を設置して初会合を開き、公共料金の負担軽減措置などの緊急対策について協議した。

連絡協議会は、東日本大震災の後に、政府と与野党による「震災対策合同会議」が開かれたことを念頭に、野党側が新型コロナウイルスへの対策についても党派を超えた協議の場を求めて設置されたもの。

協議会で立憲民主党や国民民主党などの野党は、ＰＣＲ検査体制の強化や、可能な限り税や社会保険料、公共料金などの負担軽減措置を講じることなどを、政府に対して申し入れた。

立憲民主党・逢坂政調会長「この協議会を最大限活用して、国民の命と生活を守る、そのための具体的な果実を、ここでお互い協力して生み出していきたい」

立憲民主党の逢坂政調会長は今後の協議会について、最低でも週１回は開催し、野党側の提言に対して十分な説明を行うことを政府に求めた。