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野党「持続化給付金」めぐり安倍首相を追及

2020年4月28日 16:13
野党「持続化給付金」めぐり安倍首相を追及

新型コロナウイルスの影響を受けた中小企業などに最大200万円を給付する「持続化給付金」をめぐり野党側は不十分だとして追及しています。

野党議員が上限を引き上げた上でさらなる給付を行うべきだと指摘したのに対し、安倍首相は、状況によっては躊躇なく対応すると述べました。

立国社・会派 玄葉光一郎議員「影響が長引けば、もう1回(持続化給付金を)給付せざるをえなくなるのではないか」「次、給付するときに、上限を引き上げる、ぜひ検討していただけませんか」

安倍首相「事業を継続していただかなければならないわけでありまして、それこそ日本経済のエンジンでありますから、そこを破損させてはならないと思っております。そういう状況が起こるということになれば、これはもう躊躇なく、間髪入れずに対応していきたい」

安倍首相はまた、損失を補償しなければ休業は簡単ではないとの指摘について、繁華街の営業は「大体1割まで減っている」「(補償なしでも)協力いただいていることを本当に感謝申し上げたい」と述べました。

さらに、安倍首相は現状の経済認識を問われ「経済活動をしようとすれば健康、命にかかわってくる。直ちに景気刺激策をうてば効果が出るという状況ではない」と述べ、「リーマンショックの時よりも精神的には厳しい状況」との認識を示しました。