「持続化給付金」遅れ 野党が追及
業績が悪化した中小企業などを対象とする持続化給付金をめぐり、野党議員は給付の遅れについて追及しました。
国民民主党の浜口議員が給付が遅いと迫ったのに対し、安倍総理は「何もやってないのでは全くない」と反論しました。
梶山経産相「申請数につきましては昨日時点、6月14日時点で200万を超えております。給付に関してもですけれども先週12日金曜日の時点で151万件、給付金額は2兆円を超えております」
国民民主党・浜口誠議員「総理遅いです。正直言って遅いと思います」
安倍総理「確かにそういうご指摘もあることは我々も十分承知をしております。ただしかし今、梶山大臣が答弁させていただいたように、1か月間で150万件ですよ。ですから現場がぼうっとしていて何もやってないのでは全くないんですよ」
安倍総理はさらに、5月1日の申請でまだ2.7%の未支給分があることについて申請書類に問題があるなど、「すべてが経産省側の落ち度ではない」などと強調しました。
一方、立憲民主党の安住国対委員長はさきほど17日までの今の国会の会期を延長するよう申し入れましたが、自民党の森山国対委員長はこれに応じず、協議は平行線に終わりました。
野党側は17日に向け、攻勢を強める構えを見せています。