緊急事態宣言解除“厳しい状況”~安倍首相
安倍首相は来月6日に期限を迎える緊急事態宣言を解除できるかどうかについて「厳しい状況」との認識を示しました。
立憲民主党・蓮舫副代表「残り1週間で5月6日です。宣言、終わらせることができますか」
安倍首相「この5月6日に、これで緊急事態が終わったと言えるかどうかということについては、依然厳しい状況が続いているんだろうと思いますが、ただ今ここで私が判断することはできない。専門家の皆様に分析をしていただき、ご意見を賜りたい」
また判断が期限の直前だと現場が混乱するとの指摘に対し、安倍首相は、「行政の立場としてはそういうことも勘案して判断したい」と述べる一方「専門家は、ぎりぎりまで見たいということなので、いつ国民にお伝えできるか協議している」と述べました。
一方、自民党の国会議員らが10代の女性を支援する団体の視察に訪れた際、勝手に写真を撮るなどして抗議を受けた問題で、安倍首相は、「気持ちを傷つけることとなったことに対して、自民党の総裁として申し訳ない」などと陳謝しました。その上で、議員らを厳重注意する考えを示しました。