閣議 史上初の“テレビ”会議形式で開く
政府は新型コロナウイルスへの感染予防の一環として1日、史上初となる、テレビ会議形式での閣議を開きました。
安倍総理大臣と菅官房長官は総理官邸の会議室から、閣僚はそれぞれの担当省庁から、インターネット電話アプリ「スカイプ」を使って閣議に参加しました。
定例閣議は先月10日以降、書類を持ち回って閣僚がサインする形で行われていましたが、月初めということもあり、今回、試験的にテレビ会議形式で開催したものです。
ただ、書類へのサインは後日、ほかの案件と併せて行われるということで、菅官房長官は閣議後の会見で「初めての取り組みなので課題を精査したい」と述べました。