松野官房長官 ウクライナに残る日本人は110人…被害情報なし
松野官房長官は会見で、ウクライナに残る日本人が今月1日時点でおよそ110人いて、現時点までに被害情報はないと明らかにしました。
松野長官は会見で「松田大使ほか大使館員一行は陸路を使い、一時的にウクライナを出国しモルドバに到着している。松田大使は近く、リビウ連絡事務所に戻る予定だ」と述べました。
今月1日時点でウクライナには、およそ110人の日本人がいて、現時点までに被害情報はないということです。
また岸田首相が、ロシアの侵攻から逃れ国外に避難したウクライナ人を日本国内に受け入れる方針を表明したことを受け、松野長官は「現在、日本に在留資格をもつウクライナ人がおよそ1900人いる。まずはその親族や知人の受け入れを想定しているがそれにとどまらず、人道的な観点から対応することとしていきたい」と述べました。
さらに、受け入れた後も「状況を踏まえつつ、人道的な観点から政府全体として対応していきたい」と強調しました。