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“37.5度”削除 受診の目安変更で追及

2020年5月11日 17:21
“37.5度”削除 受診の目安変更で追及

新型コロナウイルスをめぐり、立憲民主党の枝野代表は病院などで受診するかの目安を政府が変更し、「37度5分以上の発熱が4日以上続く」という表現を削除したことについて追及しました。

枝野代表は加藤厚生労働大臣が先週、受診するかの「目安」が検査するかの「基準」のように受け取られたのは「誤解だ」などと述べたことについて「責任転嫁だ」と厳しく批判しました。

立憲民主党・枝野幸男代表「37.5度の熱がないから、だから(検査を)受けられない。4日続いてないから受けられない。その声は、さんざんこれまでも、あげてきたじゃないですか。それが、誤解だというなら、誤解を解く努力をしてきたんですか。責任転嫁をやめてください」

加藤厚労相「いや、まず責任転嫁してないんですよ。各都道府県等に通知を出し、それ(検査の基準と)は違うんですと、最終的には医師の判断で見てくださいということを申し上げてきた。これは、検査の目安ではない。そしてまた、そうとられないように、今回はその中にこの目安は国民の皆さんが相談する受診(の目安)です。これまでどおり、検査については、医師が個別に判断しますということも明文化させていただいた」

一方、安倍総理大臣は、新型コロナウイルスのワクチンの開発について、日本では大阪大学や東京大学などで開発が進んでおり、「早いもので7月に人への治験が始まると承知している」と明らかにしました。