新型コロナウイルスの追加の経済対策について自民党と立憲民主党の政調会長が会談し、政府に対し、第２次補正予算案の編成を求めることで一致しました。

自民党・岸田政調会長「補正予算の議論が行われるわけですので、ぜひ共に協力できる点について議論をしようではないか」

立憲民主党・逢坂政調会長「共に胸襟をひらいて、この問題を国民のために、とにかく命を守る、生活を守る、そのために様々な対策を議論していこう」

会談では家賃や学生への支援、雇用調整助成金の上限額の引き上げ、児童扶養手当や地方自治体への交付金の拡充について協議していくことを確認しました。

家賃支援については、すでに与党は支援策を政府に提言していますが、自民党の岸田政調会長は「与野党の中でどうなるか議論していきたい」と述べ、協議の結果次第で、与党案を修正する余地がある考えを示しました。

与党側は野党の協力を得ることで第２次補正予算案を早期に成立させたい考えです。