新型コロナ対応など 「外交青書」閣議報告
日本外交の取り組みについてまとめた、「外交青書」が閣議に報告されました。
今年の「外交青書」では、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、中国で行われた、日本人の帰国オペレーションが取り上げられました。
日本大使館の職員が、武漢まで陸路1200キロメートルを17時間かけて向かったことや、あわせて5機のチャーター機が派遣されたことが紹介されています。
一方、去年「日本に帰属する」との表現が削除され批判が出た北方領土については、帰属の問題については踏み込まず、「我が国が主権を有する島々であり、帰属の問題を解決してロシアと平和条約を締結する」との表現になりました。