配備停止「唐突感あった」~公明・山口代表
公明党の山口代表は安倍首相と会談し、政府が地上配備型ミサイル迎撃システム「イージスアショア」の配備プロセスの停止を発表したことについて、政府の説明を求めました。
公明党・山口代表「私の方から(総理に)率直に言って唐突感があったと、しっかり国民に説明をしていただきたいということを申し上げました。総理の方からも丁寧に説明していきますと、こういうお話でした」
この配備停止を受け、自民党内では敵のミサイルが発射される前に基地などを攻撃する、「敵基地攻撃能力」を持つための議論が来週から始まる予定です。
これについて山口代表は「憲法上許されるが、現実的な能力の保有は政策判断として行わない」という政府の見解を念頭に、「政府の見解を基本に対応すべき」として改めて「敵基地攻撃能力」の保有には慎重な考えを示しました。
23日の会見でも「未然に防ぐ外交的な取り組みに力を入れる必要がある」と強調していました。