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稲田検事総長、今月中退任 後任は林真琴氏

2020年7月8日 4:47

検察トップの稲田伸夫検事総長が今月中に退任し、後任には東京高等検察庁の林真琴検事長が就任することが分かりました。これは、政府関係者が明らかにしたものです。

林氏は、緊急事態宣言中に新聞記者らと賭けマージャンをしていた問題で辞職した黒川弘務氏の後任として、今年5月から東京高検検事長を務めていました。

検事長の定年は63歳で、林氏が今月末で定年を迎えることから、このタイミングでの交代になるとみられます。

林氏は、愛知県出身で、法務省人事課長や最高検総務部長、法務省刑事局長などを歴任しました。

林氏は、検察トップとして国民の信頼回復や組織の立て直しが急務となります。