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“電源ケーブルなどショートか“ 輪島朝市通りの大規模火災 調査結果

2024年2月15日 16:43
“電源ケーブルなどショートか“ 輪島朝市通りの大規模火災 調査結果
能登半島地震の発生から46日目。石川県輪島市の輪島朝市通り周辺で先月1日に起きた大規模火災について総務省消防庁などが調査結果を発表しました。

発表によりますと、火元とみられる住宅から「電気配線が溶けたあと」が見つかったことなどから、「電気製品の電源ケーブルなどが地震の影響で傷つきショートして火が出た可能性が考えられる」ということです。

また、ニュース映像などから燃え広がり方を解析した結果、巻きあがった火が2か所に飛び火し、密集した板張りの古い住宅に次々に燃え広がったこともわかったということです。

現場周辺に7か所ある防火水槽のうち2か所はがれきに埋もれるなどして使えませんでしたが、放水活動により、道幅が広い部分や防火性能の高い外壁のある家で焼けどまったということです。

総務省の担当者は「初期消火のための家庭用消火器や感震ブレーカーの設置が大切だ」と強調しました。