尖閣周辺の接続水域に中国船 100日連続
沖縄県の尖閣諸島周辺の日本の接続水域で22日、中国公船が航行していることが確認されました。これで100日連続となります。
尖閣諸島沖の日本の接続水域では、22日も中国・海警の公船4隻の航行が確認されました。中国公船が確認されるのはこれで100日連続となり、日本側の度重なる抗議にもかかわらず、2012年の尖閣諸島の国有化以降、最長の連続日数を更新しています。
菅官房長官「活動が継続していることは極めて深刻に考えており、海上保安庁巡視船による警告、さらには外交ルートを通じて繰り返し厳重抗議しています」
菅官房長官は、警戒監視活動に万全を尽くし、中国に対し「き然とした態度で冷静に対応していきたい」と述べました。
一方、中国外務省は尖閣諸島について「中国固有の領土であり、中国公船が周辺海域を航行することは固有の権利だ」と改めて主張した上で、日本政府の抗議は受け入れられないとの立場を強調しました。