国民民主・前原氏ら、離党し新党立ち上げへ
国民民主党の前原代表代行ら4人が離党し、無所属議員とともに新党「教育無償化を実現する会」を立ち上げることを明らかにしました。
国民民主党・前原代表代行
「この日本の窮状というものを変えていくためには、自民党と公明党とワンイシューで協力する政党ではなくて、政策本位で非自民・非共産の野党協力、野党結集を進めていき、そして政権交代の選択肢をつくる」
前原氏は、このように述べた上で、斎藤アレックス衆院議員、鈴木敦衆院議員、嘉田由紀子参院議員とともに離党し、立憲民主党を離党した徳永久志衆院議員を加えた5人で、新党「教育無償化を実現する会」を立ち上げることを表明しました。
前原氏は、離党の理由について今の国民民主党が玉木代表の下で、補正予算に賛成するなど与党との協調路線をとっていることをあげました。
これに対し、国民民主党の榛葉幹事長は離党届を受理していないことを明らかにし、「きのうは離党なんかするわけないと言っていたのに非常に残念だ。政党交付金が入るから新党を作るということなんだろう」などと厳しく批判しました。
一方、前原氏と近い日本維新の会の馬場代表は前原氏の新党との連携に強い意欲を示しました。