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参院代表質問“政治資金事件”めぐり野党が追及…岸田首相「説明責任がなくなるわけではない」

2024年2月1日 12:05
参院代表質問“政治資金事件”めぐり野党が追及…岸田首相「説明責任がなくなるわけではない」
1日から参議院で岸田首相の施政方針演説に対する代表質問が行われています。

野党側が、不記載があった議員の辞職や離党を迫ったのに対し、岸田首相は「派閥が解散しても説明責任がなくなるわけではない」と強調しました。

立憲民主党・水岡参院会長「『裏金議員』は明らかに議員辞職に値します。自民党は過去に緊急事態宣言下で銀座のクラブに行っていた議員を離党させました。今回の裏金議員はそれよりもよっぽど悪質なのに、離党も除名も辞職もしない。これは一体どういうことでしょうか」

岸田首相「派閥を解散した場合であっても、関係者の説明責任がなくなるというものではないと考えております」

立憲民主党の水岡参院議員会長はさらに、政治資金規正法など「法改正も必要な大きな事件だ」「自民党が本気ならば国会で特別委員会を設置し、徹底的に議論を行い、全容解明をすべき」と迫りました。

これに対して岸田首相は、「制度改革については各党との真摯(しんし)な協議が必要だ」とした上で、「与野党における議論の場が設けられれば、自民党として積極的に議論に貢献していく」と強調しました。