地上型イージス“断念”経緯の検証結果公表
防衛省は地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」の配備を断念した経緯について検証結果を公表しました。
防衛省は当初、ソフトウエアを改修すれば、迎撃の際にブースターを駐屯地内に落とせると地元自治体に説明していました。これについて、アメリカから十分な判断材料を得ないまま、それまでの情報から可能と判断したとしています。
また地元への説明通りにならなかったことについては、省内の情報共有などに問題があったと指摘しています。
河野防衛相「悪い話をきちんと早く上げられる風通しのいい組織にしなければならない。私の責任を痛切に感じているところでございます」
防衛省は検証した問題点の改善を急いだ上で、イージス・アショアに代わるミサイル防衛策の検討を進める方針です。