日本維新の会 梅村みずほ議員を6か月の党員資格停止処分 “ハンストで亡くなったかも”発言めぐり
日本維新の会は、2021年に入管施設で亡くなったスリランカ人女性をめぐり、不適切な発言をしたとして、所属する梅村みずほ参院議員を、6か月の党員資格停止処分にすると発表しました。
梅村議員は、16日の参議院法務委員会で、名古屋の入管施設で2021年に死亡したウィシュマ・サンダマリさんについて、「ハンガーストライキによって亡くなったのかもしれない」と発言しました。
ただ、出入国在留管理庁は、医療体制の不備などを指摘する報告書をまとめていて、梅村氏の発言には、与野党双方から、「事実関係と異なる」として、批判が出ています。
こうした中、維新は党のガバナンスを逸脱する行為だったとして、梅村氏を6か月の党員資格停止処分とすると発表しました。
梅村氏はこれまで、自身の発言について「根拠はある」として、撤回しない考えを示しています。