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「民放全体の不信感招いている」フジテレビの遠藤副会長 一連の中居正広さん“女性トラブル”問題で

2025年1月23日 17:38
「民放全体の不信感招いている」フジテレビの遠藤副会長 一連の中居正広さん“女性トラブル”問題で

中居正広さんの女性トラブルをめぐる一連の問題で、フジ・メディア・ホールディングスは23日午後2時半から臨時取締役会を開き、第三者委員会の設置などを議論しているとみられます。こうした中、フジテレビ副会長で民放連=日本民間放送連盟の会長である遠藤龍之介氏は会見で、一連の問題により、「民放全体の不信感を招いている事態だ」と述べました。

民放連会長 フジテレビ副会長・遠藤龍之介氏
「(17日のフジテレビ港社長会見は)非常に反省しなくてはいけないところが多々あった会見だったなと。フジテレビに関しては、局の在り方自体が問われていると思います。結果的に民放全体の不信感を招いてる事態だと認識しております。フジテレビが速やかに第三者委員会の調査を依頼して事実関係を明らかにして、信頼回復のための取り組みを進めることを期待しております」

遠藤氏は、先週17日のフジテレビの会見は「フルオープンでテレビカメラを入れる形にするべきだった」と指摘しました。

ただ、自身が会見にテレビカメラが入らないことを知ったのは直前だと説明し、個人的には世の中から厳しい評価を受けるのではないかと思ったことを明かしました。

さらに、一連の問題が起きた背景について、「フジテレビは傲慢という意見がネットにもあふれている。そういう企業風土も改善が必要ということでいうと、かなり根源的なことだと思わざるを得ない」と述べ、強い危機感を示しました。

また、女性とトラブルがあってからも中居さんを出演させていたことには「クライアントや視聴者に伏せているというのは大変な事項だから、それに見合う理由があったかどうかというと、どうなんだろう」と疑問を呈しました。

ただ、「理由が十分であったか、これから調査委員会で調べられるのではないか」とも話しました。

最終更新日:2025年1月23日 17:38