総裁選3候補 “解散・総選挙”へ持論
自民党総裁選に立候補している、石破元幹事長、菅官房長官、岸田政調会長が日本テレビの「news zero」に出演し、衆議院の解散・総選挙について持論を語りました。
石破元幹事長「4年いただいた任期は大切に使っていかなければいけない。国民の世論もそうですね」
菅官房長官「国民の皆さんが今、何を望んでるかということですよね。それはやはり、コロナ対策をしっかりやってほしいと。そして1日も(早く)安心して生活する、そうした日々を戻してほしい、そういうことじゃないでしょうか」
岸田政調会長「ときのリーダーがそれを判断したならば、この国民の声を聞くといったことが必要な場合があるんではないか」
また、「国民への説明能力」について菅氏は、「私の会見に問題があるんだろうなと思っている。そこは対応する必要がある」と自らの非を認めました。
一方、石破氏は、「答えをはぐらかしてはだめだ。安倍政権は、そういうことが多々あった」と批判しました。
岸田氏は「国民の協力を引き出す政治がリーダーに求められている。信頼が必要で、説明能力が重要だ」と主張しました。
また、少子化対策をめぐり、菅氏は、意欲を示していた不妊治療の保険適用の実現時期について「早くて2年くらいかかる」との見通しを示し、それまでは「助成の制度を増やしていきたい」と述べました。
岸田氏は、「乳がんなどの検査費用や出産費用の負担ゼロは大事だ」と主張しました。
石破氏は、「出生率が上がったフランスは2週間、男性が育児休業を取らなければいけない。こうした例は、ちゃんと学ばないといけない」と訴えました。