日本に住むウクライナ人が10日、国会内で立憲民主党の会合に出席し、現地から避難してくる人たちへの支援を訴えました。

会合では、立憲民主党の泉代表や西村幹事長らが、日本に住むウクライナ人から要望を聞き取りました。参加したウクライナ人からは、現地から日本に避難してくる人たちのビザの問題や、滞在中の生活や就労について、支援してほしいとの声があがりました。

また、現地に支援物資を届ける手段が確保できておらず、政府に協力してもらいたいとの要望も出されました。これについて泉代表は、「物資は何らかの形で送れるように政府と相談したい」と述べました。

立憲民主党は今後、日本に避難してきたウクライナ人に新たな在留資格を設けることなどを盛り込んだ、支援法案を作ることにしています。