改革意欲ある人材登用し大規模人事を~菅氏
新たな自民党総裁に選ばれた菅官房長官が会見し、派閥にこだわらず改革意欲のある人材を登用し大規模な人事を行う考えを示しました。
菅総裁「規制改革、ここは徹底してやりたいと思ってますので、改革意欲のある人、改革に理解を示してくれる人、そうした人を中心に人事というのは進めていきたいというふうに思います。二階幹事長、麻生副総理、続投(かどうか)ということですけども、内閣そして、また党の要であります。極めて政権運営で重要なお2人だというふうに私は思います。それと、官房長官であります。総理との組み合わせもそうだと思います。そうしたことを全体的に考えて、総合的な力がある人がやはり1番落ちつくんじゃないかなというふうに思います。(Q.小幅の改造か?)総理大臣が変わるわけですから、思い切って私の政策の方向に合う人を登用して仕事していかないと、国民の皆さんに申しわけないですから」
菅総裁は、既に続投が固まっている二階幹事長に加え、麻生副総理についても政権運営において「極めて重要」と位置づけ、留任を示唆しました。
そして新たに、佐藤元総務大臣が総務会長に内定したことがわかりました。また、菅総裁の誕生に向けて当初から中心的役割を果たしてきた森山国対委員長についても留任が固まりました。
一方、衆議院の解散・総選挙について菅総裁は、新型コロナウイルスの感染状況が「完全に下火になってきたということでなければ難しいのではないか」との認識を示しました。