政府“濃厚接触者”待機期間を7日間に短縮へ最終調整
新型コロナウイルスに感染した人の濃厚接触者をめぐり政府は、自宅などでの待機期間を7日間に短縮する方向で最終調整していますが、エッセンシャルワーカーの待機期間も、さらに短縮する方向で調整していることが分かりました。
複数の政府関係者によりますと、政府は、濃厚接触者の待機期間を現在の10日間から7日間に短縮し、待機を解除する際の検査も不要とする方向で最終調整しています。また、社会活動の維持のために必要なエッセンシャルワーカーは、現状では検査で陰性と確認されれば6日目で待機が解除されますが、これも短縮する方向で調整しています。
さらに、水際措置で全世界から入国した人に求めていた10日間の待機期間についても7日間にする方向です。政府は、28日にも方針を決めて発表したい考えです。
一方、金子総務大臣は、医療従事者や高齢者に対する3回目のワクチン接種が、2月末までに完了する見通しになった市区町村が、97.4%に達したと明らかにしました。