自衛官集団感染 防衛相「適切でなかった」
陸上自衛隊・朝霞駐屯地で女性自衛官が新型コロナウイルスに集団感染した問題で、岸防衛相は一連の対応が「適切ではなかった」と述べました。
朝霞駐屯地での教育課程に全国から参加した女性隊員たちは、先月26日、貸切バスでバーベキューに出かけていました。
岸防衛相「バーベキューにはですね。大声で話したりするという事も含めて適切ではなかったのではないか」
岸防衛相は発熱した隊員が隔離されていたにもかかわらず、予定通り教育課程の修了式を行い、他の参加者を全国の所属部隊に帰したことについても、「不適切だった」と述べました。
バーベキューに参加した44人の内、6日までに31人の感染が確認されています。