政府の規制改革推進会議が開かれ菅首相は、行政手続きで「はんこ」の使用を原則、廃止するよう見直し方針のとりまとめを指示しました。

菅首相「行政手続きでは、書面・押印・対面主義の見直しを抜本的に進めています。（全省庁において）全ての行政手続きの見直し方針、このことをまとめていただきたいと思ってます」

菅首相はまた「行政の縦割り、既得権益、あしき前例主義を打ち破って各省庁が自ら規制改革を進めることが必要だ」と指摘しました。

また、河野行政改革担当相は、脱「はんこ」の実現に向け「各省でやる分はどんどんやってもらいたい。民間と民間の関係でも、法律で規定されて書面や対面でなければいけないものは早急に廃止する方向で検討したい」と述べました。