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岸防衛相「辺野古移設が唯一の解決策」

2020年10月22日 21:42
岸防衛相「辺野古移設が唯一の解決策」

就任後初めて沖縄を訪問している岸防衛相は玉城知事と会談し、アメリカ軍普天間基地の辺野古への移設工事を引き続き進める考えを伝えました。これに対し、玉城知事は、工事を直ちに中断するよう求めました。

岸防衛相「辺野古移設が唯一の解決策であって、この方針に基づいて着実に工事を進めていくことこそが、普天間飛行場の一日も早い全面返還、その危険性を除去することにつながる」

玉城知事「完了まで12年を要すると政府も認める埋め立て工事を直ちに中断し、問題解決に向け県との対話に応じていただきたい」

会談で玉城知事は、日米地位協定の抜本的見直しや新型輸送機オスプレイの普天間基地での配備撤回など15項目にわたる要望書を手渡しました。

しかし、岸防衛相は、「新政権でも基地負担軽減が最重要の課題であることになんら変わりは無い」「出来ることはすべてやる」と述べつつも具体的な回答はありませんでした。