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枝野代表×菅首相 初の“一問一答式”対決

2020年11月4日 12:11
枝野代表×菅首相 初の“一問一答式”対決

衆議院予算委員会で、立憲民主党の枝野代表と菅総理大臣との一問一答形式では初めてとなる直接対決が行われました。

日本学術会議の任命拒否問題で菅総理を厳しく追及した枝野氏ですが、総理サイドは加藤官房長官が代わりに答弁に立つ戦術で切り抜けました。

枝野代表「内閣法制局の了解を得た政府としての一貫した考えだと答弁をされていますが、総理が答弁されてるんですよ、総理この一貫したっていつからですか。総理の答弁について聞いてるんですから総理お答えください」

加藤官房長官「現在の推薦に基づく任命制に変わった。それ以来一貫したと」

枝野代表「憲法15条1項からどうして総理大臣の実質的な判断権が読めるのか。総理のご答弁です。総理お答えください。総理お答えください。総理がご答弁されてる。総理のご判断」

金田委員長「内閣官房長官」

加藤官房長官「内閣総理大臣は会員の任命についてまさに国民からの負託をされ、そして、それゆえに国民への責任を果たしていくという必要があるということです」

菅総理「官房長官からもいろいろ答弁しておりますように、推薦された方々を必ずそのまま任命しなければならないということではないという点については内閣法制局の了解を得た政府の考え方であります」

また、枝野代表が脱炭素社会の実現のために原発の新増設も選択肢となるか質したのに対し、菅総理は「現時点においては考えていない」と繰り返しました。

総理は先月、「原子力を含め、あらゆる選択肢を追求していく」と答弁していました。